東洋医学と西洋医学??|大阪で自律神経の調整なら、さかみ鍼灸院へ

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東洋医学と西洋医学??

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当院で行う脉診流経絡治療は、東洋医学を基にした伝統鍼灸術です。

今日、一般でいう「医療」は、西洋医学が基になっています。‘今日’と書きましたが、明治時代が始まる以前、日本の医療は東洋医学が基になっていたのですね。「医療・医学=人の健康を支える」という意味では、西洋も東洋もあったものではありませんが、その違いについて、以下(すこし東洋ひいきで)書いていきます。

東洋医学はなぜ効くのでしょうか?

東洋医学が優れた医学であることは間違いありませんが、西洋医学より優れていてなんでも治せるというわけではありません。それぞれの医学にすこし守備範囲がちがうのです。

悪いところを直接切り取る外科手術、伝染病などの予防を目的とする公衆衛生などは、西洋医学が優れていて東洋医学の出る幕はありません。また他の診療科目も研究が進み検査方法、治療法ともに日々進化しています。

東洋医学はというと、月経痛や不妊症などの婦人科疾患や病院では原因がわからないけどつらい症状があるといった不定愁訴の改善に力を発揮します。

違いは、身体の診方、病気の診方です。

西洋医学では、血液の成分、内臓、神経、筋肉などの体の組織を細かく細かく分析してその異常を病気としてとらえます。

一方、東洋医学は体全体のバランスを見ていきます。陰陽という独特の考え方を用いて、上下・内外・臓腑などのバランスを見てその歪みやひずみを病気としてとらえます。東洋医学は、西洋医学と違うものさしで病気をみているのです。だから、西洋医学では手に負えない病気や、病気ではないと診断されるつらい症状でも、診断して治療できることがあるのです。