実は一回の治療でも体には大きな影響を及ぼしています。
ギックリ腰や寝違えなど急性症状は１～3回といった少ない回数で改善することもあります。しかし、長年患った慢性症状などは、長期的に治療を行う必要がある場合があります。
生命力を強化して体質改善を図る経絡治療では、1回ごとの治療は「なんとなく楽になった気がする」といった程度の場合もありますl。
ただ、この「気がする」というのがとても大切で、少しずつの体の変化が症状改善の大きな一歩に繋がります。
1～2回の治療で効果が実感できなくても、体の中では確実に変化が始まっています。たとえるなら、コップに水（治療による体の変化）が溜まっていき、あふれ出した時、その変化が実感できるということです。変化を積み重ねて続けていくことがとても大切です。
経絡治療の最大の特徴は、症状の改善だけでなく、治療を継続していくうちに体そのものもだんだんと丈夫にさせていくことができるということです。
風邪をひきやすい人があまり風邪をひかなくなる
すぐ倒れてしまう人が、多少のことでは」疲れなくなる。
寒がりだったが、今年の冬は気にならなくなってきた　などなど