♪ 夏の暑さを乗り切るための養生法 ~東洋医学の視点から~ ♪|大阪で自律神経の調整なら、さかみ鍼灸院へ

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♪ 夏の暑さを乗り切るための養生法 ~東洋医学の視点から~ ♪

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梅雨が明けると、本格的な夏の暑さがやってきます。強い日差しや高温多湿の気候は、私たちの身体にさまざまな影響を及ぼします。
東洋医学では、夏は「心(しん)」の季節とされ、心と体のバランスを整えることが重要です。
今回は、経絡治療の観点から、夏を元気に過ごすためのポイントをご紹介します。

♪1. 「心」を養う生活を心がけましょう
夏は五臓の「心」が活発になる時期ですが、同時に疲れやすくもなります。
心は血液の循環と精神状態を司りますので、過度な緊張やストレス、睡眠不足は避け、心を穏やかに保つことが大切です。
夜は早めに休み、十分な睡眠をとりましょう。

♪2. 冷たいものの摂りすぎに注意
暑いとどうしても冷たい飲み物やアイスが欲しくなりますが、これらは胃腸を冷やし、消化機能を弱めます。
東洋医学では「脾胃(ひい)」の働きが全身のエネルギーの元とされており、脾胃が弱ると夏バテや食欲不振を引き起こします。
常温か温かい飲み物を意識して摂りましょう。

♪3. 汗のかき方にも気をつけて
適度に汗をかくことは体温調節に必要ですが、過度の発汗は「気(き)」や「津液(しんえき:体内の水分)」を消耗します。
日中の外出は帽子や日傘で直射日光を避け、水分補給はこまめに行いましょう。
ただし、冷たい水のがぶ飲みは避けてください。

♪4. 夏野菜や薬膳を上手に取り入れる
夏に旬を迎える野菜(きゅうり、なす、トマトなど)には体の熱を冷ます作用があります。
また、体にこもった熱を取り、気を補う薬膳食材(れんこん、とうもろこし、緑豆など)もおすすめです。
食事は「体を冷やしすぎず、潤いを与える」ことを意識しましょう。

♪5. 経絡治療で気の流れを整える
経絡治療では、季節ごとの体の変化に合わせて「気・血」のバランスを整えます。
夏は特に「心」と関わる経絡や、消化を助ける「脾胃」の経絡への施術が有効です。
定期的な治療で、夏バテを未然に防ぐことができます。

ご自身の体調に耳を傾けながら、無理のない生活を心がけることが、夏を元気に乗り切る秘訣です。
気になる症状があれば、早めにご相談ください。
経絡治療で、皆さまの健やかな夏をサポートいたします。