🌿1年を通じて整える! 季節ごとの自律神経ケア 〜春夏秋冬の経絡治療〜
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🌿1年を通じて整える!
季節ごとの自律神経ケア 〜春夏秋冬の経絡治療〜
① 自律神経ってなに? 〜こころと体のバランス調整役〜
自律神経とは、呼吸や血流、消化などを自動でコントロールする神経のこと。
「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」がバランスをとりながら働いています。
このバランスが崩れると、頭痛やだるさ、眠れない、イライラする…といった不調が現れやすくなります。
実はこの自律神経、季節の変化にとても敏感なんです。
② 春:ゆらぎやすい心と体をやさしく調整
春は寒暖差や環境の変化が多く、心も体も「不安定」になりがち。
この時期に乱れやすいのが「肝(かん)」という経絡。肝はストレスやイライラと関係があります。
🟢 おすすめケア:
・軽めのストレッチ
・朝日を浴びて深呼吸
・「太衝(たいしょう)」という足のツボを優しく押すと◎
③ 夏:オーバーヒート気味の体をクールダウン
夏は「心(しん)」の経絡が活発になります。
心は感情や睡眠、循環機能と深く関係しています。暑さで交感神経が優位になりすぎると、不眠や動悸が出やすくなります。
🔴 おすすめケア:
・ぬるめのお風呂でリラックス
・冷たいものの摂りすぎ注意
・「労宮(ろうきゅう)」という手のひらのツボが効果的
④ 秋:乾燥と冷えに注意、呼吸を整える
秋は空気が乾燥し、朝晩の冷え込みが増す季節。自律神経も揺らぎがち。
「肺(はい)」の経絡が関わり、咳や喉の違和感、便秘などが起こりやすくなります。
🟠 おすすめケア:
・鼻呼吸を意識して、ゆっくり深呼吸
・首や背中を冷やさない
・「尺沢(しゃくたく)」というひじの内側のツボで呼吸をサポート
⑤ 冬:エネルギーを蓄える、静かな養生シーズン
寒さが厳しくなる冬は、副交感神経が優位になりやすい時期。
「腎(じん)」の経絡が影響し、冷えや疲れ、気分の落ち込みが出やすくなります。
🔵 おすすめケア:
・お腹や腰をしっかり温める
・無理せずゆっくり行動
・「湧泉(ゆうせん)」という足の裏のツボで元気チャージ
⑥ 最後に:あなたの季節の不調、鍼灸で整えてみませんか?
季節の変化に合わせたセルフケアに加えて、経絡(けいらく)やツボを活用する鍼灸治療は、自律神経を整える強い味方です。
「最近ちょっと疲れやすいかも…」そんな時は、ぜひお気軽にご相談ください🍀
あなたにぴったりのケアで、一年を心地よく過ごしましょう!