交替浴(温冷浴)~おうちでできるセルフケア~
- 女性特有の症状
- 精神・心の症状
- 自律神経の乱れ
今日は、以前にも紹介しました交替浴(温冷浴)を取り上げます。
交替浴(温冷浴)には、本来ならば自然に働くはずの‘心と体のアクセルとブレーキ(自律神経)の働きを整える効果があります。
温かなお湯と冷たい水を洗面器又はバケツに用意して10分程のセルフケア、これで心も体もゆったりとリラックスしてくることでしょう。
こんな症状でお悩みの方にはぜひオススメ!!
・ストレスが多い
・イライラや不安感など感情が乱れやすい。
・食事や寝起きの時間が不規則
・日常的に疲れや不調がある
・いつも足が冷えてつらい など。
《交替浴(温冷浴)のやり方》
- 準備:足首から先が浸かる大きさのバケツまたは洗面器を2つ準備し、一方にはやや熱め(42℃程)のお湯を、もう一方には程よく冷たい水を浸します。
- 実施:まずはやや熱めのお湯を浸した方に足を入れて1分程温めます。続いて、十分に温まった足を冷たい水を浸した方に入れて1分程冷やします。続けて十分に冷やした足をまたお湯で温める、そして水で冷やす…これを3~5回繰り返します。最後はできるだけ冷たい水の方で冷やして終わります。
一日おおよそ10分程度の交替浴(温冷浴)で、疲れ切った心も体もリラックスしましょう。
(※よりお手軽な方法として、手首から先を同様にお湯で温め、水で冷やす温冷浴も類似の効能を得られます。)
温かいお湯に入れると、毛細血管は広がり血流量が増えます。逆に冷たい水は、毛細血管を収縮させます。交替浴(温冷浴)をすることで、毛細血管の拡張と収縮が短時間で交互に行われます。すると、血行がよくなります。
また、温浴は副交感神経に、 冷水は交感神経へとはたらきかけます。交感神経は血のめぐりを活性化し、副交感神経は体をリラックスさせます。
温冷浴でこの2つの神経を交互に刺激することにより、自律神経のバランスを整えます。
ぜひ、おためしください!!