季節の変わり目、急に暑くなってきました。夜風で身体を冷やして風邪をひいてしまった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか？

ここ数日、私の治療院、そして私の自宅でも（笑）、風邪ひきさんの治療を施しました。

治療院には、「三日前から体調を崩し、内科に耳鼻科を受診したけどまだすっきりしないから。」と患者さま。鼻水、声のかすれ、のどの痛みを何とかしてほしいと男性患者が来院されました。治療は、肺虚肝虚の相克調整を。変えられる時には、声が出やすくなり、笑顔と「ありがとう。」のお言葉をいただきました。（ほっと一安心…笑）

家に帰ると、「急にのどが痛くなってきたわ…。」と私の妻。窓を透かして眠りについて身体を冷やしたようでした。「のどの右側が…」との訴えから、下肢のツボの反応を探りました。一番反応があったのは、左飛陽穴。少し抑えるとピリリと痛みがありました。風邪⇒肺経⇒子午関係で膀胱経⇒飛陽穴、圧して痛みがあるからこれで決定！と、ボソボソひとり呟きながら鍼を手に取りました。ゆっくり鍼をツボにあてて十数秒。これでよしと、鍼を抜きさり「どう？」と一言。妻は「あれ？？痛くない！！」（ほっと一安心…笑）

昔々の知恵を集積した経絡治療って偉大なんですね！！

つらい風症状を悪化させたくない方、長引く風症状でお困りの方、経絡治療で健康への道しるべをいたします。