邪気をはらって心身ともにすこやかに♪
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今日は節分。あちらこちらから「鬼は外♪福は内♪」の声が聴こえてきそうですね。
節分は一般的に邪気を払い、無病息災を願う行事、といわれていますね。
この時期(2月上旬)はまだ寒く体調を崩しやすい」ことから新年(立春)を迎えるにあたって、邪気を祓い清め、一年間の無病息災祈る行事として追儺(ついな)という行事が行われています。
当院で行っている経絡治療でも、邪気を取り払うことは重要なポイントとなります。
私たちの心身にくまなく巡っている気血、そこに邪気が侵入してくると、正気と邪気の争いがおこり、その結果として病ともいえる痛みや辛さが生じてきます。
そこで、はりやお灸を用いて、争っている正規と邪気を別けて、邪気を取り除き正規が再び巡るようにするのが経絡治療です。
では「邪気」とはいったい何のことでしょう…?
東洋医学でいう邪気とは「風邪・暑邪・湿邪・燥邪・寒邪・火邪」、「飲食・労倦」などのことです。身体に堪えるような風邪や暑さ、寒さ、乾燥、湿気、そして食べ過ぎ飲みすぎ、働きすぎ、疲労感などが邪とされていて、病を起こす引き金となります。
要するに邪気は、季節の移り変わりや日々の気候の変化など自然環境の中に、そして仕事や家庭、娯楽も含めあらゆる日常の中にも潜んでいるといえますね。
明日は立春、旧暦でいう新年を迎える前に、邪気を振り払って、心も体もリフレッシュしましょうね。