春は万物が生じる時期|大阪で自律神経の調整なら、さかみ鍼灸院へ

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春は万物が生じる時期

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春は草木が芽吹く季節、万物が生じる時期にあたります。冬の間、守ってきた古いものを春になって発散し新しくしていきます。その間に、天地のすべてのものが生まれ栄えていきます。

春になると陽気が盛んになり、植物は芽を出し虫は動き始めます。人の体も同様に自然界の動きに応じて陽気が増え活動的になっていきます。日本では春に入学式があり、学年も新しくなりますが、これは実は理にかなっているのです。

陽気は活動的で積極的な気です。その陽気が増えだす春は、何かを始めるのにふさわしい季節といえます。春から夏にかけては陽気が増えていき、気候は温かくそのために気血の流れは滑らかになります。気血は陽気に誘われて体表に向かうので、皮膚がゆるみ汗腺が開きます。そのために汗を多くかきますが、陽は少なくなります。

春は五行説でいうと木に分類され、人の体でいうと肝が木に当たります。春は木の性質が強くなる時期で、肝の働きも同じように活発になります。東洋医学では、肝とは血の貯蔵庫に当たります。血は例えると車を動かすガソリンのようなもので、人は血を消費することで体を動かし、頭を働かせます。春は体も活動的になりますから、血を多く消耗します。ですから、肝が多く血を蓄えていないと、様々な活動に支障が出ます。