心・精神のとらえ方~ くよくよ・不眠 ~
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~くよくよ~
季節の変わり目には気分の優れなくなる方も多くいます。やる気が出ない、焦燥感が強い、落ち込みやすいなど、その結果として、動悸・不眠・倦怠感・頭痛・肩こりなどの症状が出て余計につらくなります。
東洋医学では「気」というエネルギーが体を循環し、発散されることで生命活動をすることができると考えています。これは体を動かすことだけでなく、頭を使う、つまり思考するのにも使われます。病気になったり、辛い症状がでるのはこの「気」がうまく巡らなくなるためです。気が滞って発散できないと、うつうつして気が滞ります。
これらの症状改善にも経絡治療は有効に効果発揮します。
~不眠~
夜眠れずに悩んでいる方も多いでしょう。この原因は、頭に「血」が上ってしまったことにあります。
現代人は頭をよく使い、パソコン・テレビ・スマホなど目もよく使います。そのために体を動かすガソリンである「血(けつ)」は頭に総動員されています。仕事をするときはそれでよいのですが、夜は睡眠の妨げになります。つまり頭に血が上った状態になっているのです。寝ながらにして頭が働いている状態では、眠れません。寝ても頭が働いたままだと夢を多く見たりして、眠った気がしません。
このようなときには頭に上った血を下す必要があります。方法として、呼吸法などを用いてリラックスをする、足もとを温めるなどは効果的です。足湯や半身浴などで頭に上った血を引き下ろしてあげましょう。
はり・きゅう治療も不眠解消には有効な手段です!!