肩こり~自律神経失調症のせい??~
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自律神経失調症の肩こりって??
自律神経は、人が活動している日中は交感神経が優位に、休息する夜間は副交感神経が優位に働くというサイクルがあります。その二つは、おおよそ12時間交代で入れ替わりバランスをとっていますが、自律神経失調症になると、このバランスが崩れて、交感神経が優位になったままの状態が続くことになります。
夜間に優位に働く副交感神経は、日中の活動で疲労した筋肉や血管を夜間に治癒するという自然治癒能力を発揮する神経です。しかし、自律神経失調症になると、副交感神経の働きが妨げられるため、自然治癒能力が働きにくくなってしまいます。このことにより、血管や筋肉は普通よりも疲労しやすくなり、また蓄積した疲労は回復しにくくなります。
そのため、自律神経失調症になると、激しい運動をしたり腕や肩を酷使したわけでもないのに、肩こりが生じるのです。普段、肩こりをしない人が肩こりを感じるようになる、またマッサージを受けてもなかなか解消されない、しつこい痛みで年中困っているという場合は、もしかしたら自律神経失調症が原因かもしれません。
当院で行うはり・きゅう経絡治療は、自律神経のバランスを調整する有効な治療で、しつこい肩こりも改善に導いていきます。