冬の不調は“光不足”が原因かも? ~ セロトニンと自律神経の深い関係 ~
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皆さん、こんにちは。
鍼灸師として日々患者さんと向き合う中で、「冬になると何となく元気が出ない」「疲れやすい」「気分が沈む」といった声をよく耳にします。
実はこれらの不調、**自律神経と深く関わる“セロトニン”の不足**が原因の一つと考えられています。
今回は、セロトニンと太陽光、そして日常でできる簡単なケアについて分かりやすくお伝えします。
🌤 セロトニンとは?心と体を整える“幸せホルモン”
セロトニンは脳内物質の一つで、次のような働きを持っています。
○ 精神を安定させる
○ イライラや不快感を鎮める
○ 姿勢を保つ筋肉を刺激する
○ 自律神経のバランスを整える
つまり、“ 心の安定と身体の姿勢・緊張を支える重要な物質 ”なのです。
しかし冬になると日照時間が短くなり、セロトニンの分泌が低下します。
その結果、
○ だるい
○ 疲れやすい
○ 気分が沈む
○ 筋肉がたるむ
○ 甘いものが欲しくなる
○ 軽い鬱状態になる
といった症状が現れやすくなります。
特に北国など日照時間が短い地域では、季節性うつ(SAD)が増えることも知られています。
☀️ 太陽光は天然のセロトニン活性剤
セロトニンを活性化させるために最も重要なのが「太陽光」です。
特に 2500ルクス以上の光 が必要とされ、これは一般的な室内照明では不足しがちです。
○ 室内の明るさ:300〜500ルクス
○ 曇りの日の屋外:2000〜3000ルクス
○ 晴れた日の屋外:1万〜10万ルクス
つまり、曇りの日でも外に出るだけで十分な光を浴びられるのです。
最近「日光浴は害が多い」と言われることもありますが、
自律神経の観点から見ると、適度な太陽光はむしろ必要不可欠です。
直射日光でなくても、屋外の自然光を浴びるだけで効果があります。
🚶♂️ 歩くことは最強のセロトニン活性運動
太陽光と合わせて行うと効果が高いのが「リズム運動」です。
特におすすめは「歩くこと」。
○ 全身の約67%の筋肉を使う
○ 脳の活性化
○ 脂肪燃焼
○ 呼吸機能の向上
○ 自律神経の調整
歩行はこれらを同時に叶える、まさに“万能の運動”です。
「太陽光の下で5分以上のリズム運動」
または
「30分程度のウォーキング」
がセロトニン活性に効果的とされています。
パソコンや作業で座り続けている方、人間関係のストレスが多い方は、どうしても呼吸が浅くなり、身体も固まりがちです。
そんな時こそ、外に出て光を浴びながら歩く ことが心身のリセットになります。
🌅 毎日の習慣にしたい「光と歩行」
忙しい方でも、次のような工夫でセロトニンを増やす生活ができます。
○ 朝の通勤・通学で少し遠回りして歩く
○ 昼休みに5〜10分だけ外に出る
○ ベランダや玄関先で光を浴びる
○ 休日は公園を散歩する
「強い日差しでなくても大丈夫」
「曇り空でも効果あり」
という点が続けやすいポイントです。
🧘♀️ 鍼灸で自律神経を整えるサポートも
太陽光や運動に加えて、鍼灸は自律神経の調整を得意としています。
緊張しすぎた交感神経を落ち着かせ、弱った副交感神経を高めることで、
心身のバランスを整えるお手伝いができます。
○不眠
○ 倦怠感
○ 気分の落ち込み
○ 頭痛
○ 肩こり
こうした症状が続く場合は、無理をせずご相談ください。
🌈 まとめ:冬の不調は「光+歩行+鍼灸」で整える
冬の不調は「気のせい」ではなく、セロトニン不足による自律神経の乱れが背景にあることが多いです。
○ 太陽光を浴びる
○ リズム運動をする
○ 鍼灸で自律神経を整える
この3つを生活に取り入れることで、心も身体も軽くなっていきます。
季節に負けない身体づくりを、一緒に進めていきましょう。
気になる症状があれば、いつでもご相談くださいね。




